Thing is Utopia〜言葉で理想の世界を創る〜 フルカワカナコ
ゲーム業界を諦めれなかった末にたどり着いたライターという生き方
– 今の活動に繋がるストーリーを教えて下さい
元々ゲームクリエイターになりたいと思っていました。高校のときに芸大に生きたいと受験したのですが、チャリで事故ってお金を失い大学進学を諦めました。でも、どうしても諦めずに通信教育で大学を通ってみるも、現実は厳しく就活は上手くいかず、ゲームクリエイターにはなれませんでした。
どうしてもゲーム業界を諦められないと出会ったのがゲームメディアのアルバイトでした。デザイナーの募集だったので応募したのですが、実際現場ではライターが足りず、一度やってみて欲しいとライターを任されてみたところ意外と楽しいぞ?となり、ゲームのクソレビューみたいな記事からチュートリアル記事、攻略記事など手掛けました。
一年以上前から仕込んで、公開したページがバズってたくさん見られたり、広告で成果の出るような記事を書いたりして制作したコンテンツが社内で話題になり、大事なコンテンツはフルカワさんに任せたいと言われるようになりました。
そういった経験から、ライターが楽しい、自分が好きなゲームの世界を人に伝えるのが楽しいと今の活動に繋がりました。
しかし、そのゲームのブームが去り、会社がその事業の撤退が決まりました。一緒に働いていた人がみんないなくなる中で、私はやはりクリエイティブな業界に関わり続けたいなと活動を続け、2018年にライターとして独立して今に至ります。
言葉とは、誰もが持つクリエイティブ
–現在のフルカワさんのクリエイティブな活動を教えて下さい
主にライターとして、WebメディアをメインとしたPR支援を行っています。企業や個人事業主のPR支援、Webサイトや営業資料などを文章だけではなく、魅力が伝わる文章にして、それをどう発信すればいいのか形にするのが私の仕事になります。
また、自分の事業として「ブロでん」というサービスを展開しています。
ブロでんは、ゲームみたいにストーリーに沿って楽しく文章の書き方を学ぶサービスです。
YouTubeで無料のコンテンツ配信から、企業のライター・PR研修、そういったわかりやすく楽しい学習コンテンツの監修なども手掛けています。少しでも多くの人にPRって楽しい、伝えたいことを発信したくなるようにと活動を続けています。
私が考えるPRで大事にしていることがあります。
それは、その人のことば、その人の口からでてきたことばが一番だと考えていることです。
私がライターだから、言われたことをええ感じに整えることはもちろんできるのですが、その人自身が口から出た言葉には叶いません。
そんなことをいうと私の仕事が無くなってしまうかも知れない。
でも、伝えるのが苦手だと思っている人に
「自分の考えを発信していいんだ」
「発信して喜んでいる人がいるんだ」
そんなふうに”伝えるべき”ものがその人の中から創られ、発信し始めてくれると嬉しいです。
言葉は誰もが持っているクリエイティブな力。
言葉が自己表現になる、だからこそお手伝いしたい。それが私の役割だと思っています。
私が大好きなゲーム業界にどう貢献できるか?
–今、あなたがやってみたいことは?
私がゲーム業界にどうお役に立てれるかずっと考えています。
ゲーム業界はプレイヤーの目も超えていますし、創るレベルも上がり、レッドオーシャンになっています。
そんな業界に私が一人で提供できるものってなんだろう?
そう考えたときに、いきなり大手と仕事したいという気持ちよりも、自分ひとりでも何か手動かして生み出している人、そういうゲーム開発者さんを応援したいと感じるようになりました。
そんなゲームクリエイターの人たちと話していく中でみなさんが困っていたのが「PR」でした。今のゲームって創るだけじゃなくてちゃんとPRしないと遊んでもらえないんですよね。
「もっと応援して欲しい!」
「もっとゲームの感想が聞きたい!」
そういう声を形にするために、私も自分のメディアを持ち、発信したいと、ゲームについての情報を発信するメディアを立ち上げようと動いています。
ゲームって、完成しないと大手メディアは取り扱ってくれません。
途中段階でも、面白いゲームを創っている開発者さんとかを知れるメディアになればいいなと準備を進めています。
ゆくゆくはちゃんと仕事としてプレスリリースを書いてあげたり、パブリッシャーと組んでPRを支援できる、そういった未来に繋がるメディアを立ち上げたいです。
私が、今からできることがあるとすればコレだなと。
ゆくゆくはそのメディアを通じて、東京ゲームショーにメディア枠として参加できることが目指したい目標です。一般参加者じゃなくてビジネスデーに招待されたいですね。
面白さを伝えてくれた大人がいてたから、今の私がある
–今、あなたが気になっていることは?
星のカービィの生みの親、桜井 政博さん
スマッシュブラザーズ(以下スマブラ)。メインディレクターさんです。
私がそもそもゲームクリエイターを好きになった理由が「スマブラ拳(けん)」というウェブサイトがあったからです。
スマブラ公開時、任天堂のキャラクターがゲームで殴り合うということで評判がめちゃくちゃ悪かった歴史があります。
スマブラの楽しさを伝えないといけない!と立ち上げられたのがスマブラ拳というウェブサイト。今は開発者が情報発信するのは当たり前ですが、スマブラ発売当時はそういうのが珍しい時代でした。
そんな中桜井さんがゲームの楽しさを伝えるコンテンツをこのスマブラ拳に全部載せていたんです。当時私は小学生だったのですが、家のパソコンから見ていたのですが、ゲームクリエイターが自らウェブサイト作って発信してユーザーと交流してるってとんでもないことだなと印象に残っています。
もちろんファミ通とかでコラボも書いてたりと王道の情報発信もされていました。桜井さんが書いてるゲームの情報をずっと見ていて、くびったけ(相手に夢中になってしまうこと)でした。
「伝えてくれる大人がいてたから、気づけたんだ」
今の私の原点になったのが桜井さんや当時の岩田社長がNintendo Direct(Nintendo公式の映像による情報発信)を作り、ゲームの情報を発信してくれる大人たちがこんなにもいるんだ、伝えてくれたから私はゲームを好きになったんです。そんな先駆けになってゲームの面白さを伝えてくれていたから、私はゲームが好きになりました。
東京ゲームショウ
いずれ、インフルエンサーやメディア枠として呼ばれたい!
日本最大級のゲームイベントなのでやはり一度は行ってみたいのですね。
トークの教室「面白いトーク」はどのように生まれるのか 著:藤井青銅
最近読んだ本でしゃべるのがうまくなる、面白いトークはどのように生まれるのか?そんなヒントが詰まっていたのがこの本でした。オードリーのオールナイトニッポンのラジオ番組などを手掛けていた放送作家さんです。おもしろいトークってどういうものだろう?とこの本をバイブルに勉強しています。
(追加質問:なんでおもろいトークの勉強してるのか?)
あなたのCreatism(創衝動)はなんですか?
「開放されたい。」